毎年5月下旬ころ、寒風山の南西斜面に群生するアズマギク。
晩春~初夏の寒風山に一時(いっとき)おとぎの国が出現する。
花の名は、中部地方以北の東日本に多く生えることから名付けられた。
ひとつの茎に3cmくらいの頭花がひとつ。いかにもキク科の花といった感じがする。
日当たりがよく乾いた芝地や草原を好むというアズマギクにとって、寒風山の環境は生育に適した条件がそろっている。
アズマギクとスミレ。そばに
オキナグサも咲いていた。
春と夏の橋渡しをするようにアズマギクが咲き終わると、男鹿は季節の装いを夏へと変える。