今から春が待ち遠しい [2007-11-22 00:41 by toshibon28]
南磯のウミウ [2007-11-19 19:59 by toshibon28] 匿名の歌姫 [2007-11-14 21:59 by toshibon28] 男鹿半島の滝② 門前大滝 [2007-11-04 20:38 by toshibon28] 寒波襲来。台風並みの低気圧が通過して、先週は穏やかだった男鹿の海が一変。「カフェランド椿」に行ったついでに、門前まで足を伸ばし、大時化の海を眺めた。穏やかな春~秋の海から季節風が吹きすさぶ冬の海へ。もうすぐハタハタもやってくる。
弁天島(2005/初夏) 2007/11/20 潮瀬崎(2007/初秋) 2007/11/20 門前漁港(2006/盛夏) 2007/11/209月に店の存在を知ってから、毎週火曜日と金曜日は、さしせまった仕事がない限り「カフェランド椿」へお茶(とケーキ)しに行くようになった。先週の金曜日は、この時期にしては海も穏やかで、店内のカウンター越し
に見える海(秋田湾)の向こうに、対岸の火力発電所(秋田市飯島)の煙突がはっきり見えた。直線にして25㎞ほどの距離があるのに、こんなに近くに見えたのは、太陽光線が雲の切れ間からスポットライトのようにそこだけ照らしていたからだろう。 金崎の磯浜沿いに建つ「カフェランド椿」のカウンターからは、真正面にウミウがいつも羽を休めている大きな岩も見える。ちょうど引き潮だったので、車に常備しているスパイク付きの長靴を履いて岩の近くまで行き、写真を撮った。 ウミウは男鹿の岩礁地帯ではそれほど珍しい鳥ではない。金崎の手前に日本の渚百選に選定されている鵜ノ崎というところがあるが、この地名はウミウと何らかの関連があるのだろう。 自宅から「カフェランド椿」に行く途中の女川地区の海岸にもウミウがいて、地元で三ツ石と呼ばれている小さな岩の上に、いつも数羽留まっている。 オオセグロカモメとウミウ。オオセグロカモメは男鹿半島の南磯(南海岸)で普通に見られる大型のカモメ。倍率の高い望遠レンズを持っていないので、撮影するためにかなりの距離まで近づいても、逃げようとしない。 三ツ石のある女川から門前にかけての南磯では、アオサギ(右)もなじみの深い鳥だ。アオサギは男鹿半島の真山・本山地域にコロニーを持っているらしく、磯浜でじっと立っている姿をよく見かける。ただ、この鳥はウミウやカモメ類と違ってほとんど単独で行動しているせいか警戒心がとても強く、少しでも人の気配を感じるとすぐに飛び立ってしまう。(孤独で臆病なところは誰かさんに似ている?)男鹿半島で繁殖、生息している鳥のほか、これからの季節はカモメ、ガンカモ類を中心に越冬する渡り鳥も飛来するので、冬の海辺は夏とはまた違った表情をみせるようになる。 ※Toshibon'sBlog「伊豆沼の渡り鳥」 http://toshibon28.exblog.jp/496435/ 最近ハマっているのが、雌豚閣下の歌。といっても、こんな下品な名の歌手は聞いたことがないという人が多いだろう。それも当然で、雌豚閣下とは動画配信サービスとしては日本では今やyoutubeをしのぐ会員数といわれるニコニコ動画の1ジャンル=「歌ってみた」の歌い手で、いわばネット上の匿名の歌姫。
歌っている曲のほとんどが既成曲の替え歌で、その歌詞がまた2ちゃんねる用語を駆使した下ネタ満載の馬鹿々しく下品なもの。でも、歌はとても上手。そのギャップが何といっても面白い。鼻が詰まったような声質が独特で、かなりの美声。この声がまさにToshibon好みで癒される。いろんなジャンルの歌まね声(特に浜崎あゆみは似てる)を使い分けるのもマニア心をくすぐる。素人にしては音程がしっかりしていて、特にビブラートと高音域に伸びがあるので、発声法などある程度正規の音楽教育を受けたことのある人ではないかと思う(歌以外にピアノも披露しているし)。 個人的に一番ウケタのが「テニスの王子様ミュージカル版」(略してテニミュ)をネタにした「あいつこそが熊本弁の王子様」。以前からニコニコ動画では空耳の歌詞とセリフで歌われていて盛り上がっていたが、それを全編熊本弁でやっているのが傑作、腹をかかえて大笑いしてしまった(空耳版の「テニスの王子様」を知らない人には、おかしさが伝わらないだろうけど)。かと思えば「千の風になって」をまともに歌ってみたり、沢尻エリカをネタにしてみたり。アニメゲームの「サクラ大戦」の主題歌の替え歌も出色の出来で、最新作はついにというか、やっぱりというか今話題のVOCALOID(ボーカロイド)初音ミクのものまねまでやる始末。まさに7色の声。動画のコメントで才能の無駄遣いと揶揄されるのももっともだが、そのうちどっかのレコード会社にスカウトされないものだろうか。CD出たらすぐ買うのになあ。 それにしても、かつてファンクラブまで入って森高千里にトチ狂った前科があるという、もともとオタッキー度の高いToshibonではあるが、50代半ばのおっさんが正体のまったくわからないネット上の歌い手(それもニコ動の)に癒されるなんて不気味、かつかなりアブナイ光景ではないかと… 実生活によっぽど潤いがないんだろうね(泣)… 車道からは見えずらいため車で廻る観光客にはあまりなじみがないが、男鹿半島西海岸には切り立った断崖を流れ落ちる滝が幾筋かある。前回のエントリーで画像を載せた門前大滝もそのひとつ。もともとは単に大滝という名だったが、男鹿には八望台の近くにも大瀑(おおたき)があるので、まぎらわしくないよう地名を冠して呼ばれている。
明治42年(1909)に発行された『大日本名所図絵 秋田男鹿島名勝』には、「もとこの滝壺に舟止めの不動ありて、霊験著しく、往来の船舶は其の前を過ぐる毎に、必ず帆を下ろして過ぐ。さらずば舟に不祥ありしとなり。後これを赤神山永禅院の本堂に移せし由なれども、今は其地にも存せず、如何にしけん」とある。滝壺に不動明王を祀っていたという大滝は、沖ゆく舟が帆を下ろして航行したというから、船乗りたちが海上安全を祈願する信仰の滝だったのだろう。今はかつての信仰の面影はなく訪れる人もあまりいないようだが、アプローチが比較的容易でスケールも大きいこの滝は、もっと知られ、親しまれてもいいように思う。 大滝までは門前漁港から徒歩約20分、磯づたいに歩いて行ける。途中、かつて行われていた大謀網の船着き場と、朽ちて倒壊した番屋跡がある。ここにぽつんと立っているごつごつした岩が「ごろなげし(投石)」。五社堂の石段を積み損ねた鬼が怒って投げつけた岩だという。![]() 投石から岩浜を進むと、海上に浮かぶ竜ヶ島と相対するように絶壁を流れ落ちる滝が見えてくる。これが(門前)大滝。ここからさらに北に向かって居帽子岩の断崖を越えると、どぶろく穴のある亀田浜に出る。 高さは60mほどか。水量は季節や天候によって異なり一定していない。冬期間など季節風の激しい時期は、滝水が吹き上がる光景も見られる。![]() 黒光りした玄武岩の岩肌が独特。かつて門前から真山にかけた山岳一帯が赤神山を信仰する北方鎮護の霊場として栄えていたころには、この滝壺で禊ぎをした修験者もいたことだろう。![]() 海上から望む門前大滝と竜ヶ島。地震で形が変わる前までは、海側から眺めると、まるで竜が滝を昇るように見えたという。 門前の五社堂駐車場に展示してある『男鹿図屏風』(江戸時代前期/模写)に描かれた門前大滝と竜ヶ島。※Toshibon's Blog「男鹿半島の滝①白糸の滝」 http://toshibon28.exblog.jp/m2006-05-01/ ※Toshibon's Blog「どぶろく穴探訪」(門前大滝の地図あり) http://toshibon28.exblog.jp/6099813/
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